question marks
10.09.2021

"She eyeballed it." ってどういう意味!?

子猫を保護した関係で、保護猫団体とぽちぽちやり取りをしています。 その中で、最近とても感動した表現があります! こちらは実際のやりとり。 ピンクで色をつけたところが、私の感動した部分です。英語だけ読んでいて、意味がとれますか?? (灰色で名前を隠しているので、英文自体が読みにくいかもしれません・・・灰色はほとんどが人か猫の名前です。) 文脈は、 Aさん「猫ちゃんは何歳くらいってことになった?」 Bさん「Cさん(獣医)がサイズを見てだいたい4ヶ月って。彼女は eyeball した。」 という感じ。 私は最初読んだ時、"She eyeballed it" って何・・・!?と、文脈を考えても意味が全くわかりませんでした。eyeball って「目ん玉」ってことだよね・・・彼女は目ん玉した??どゆこと??笑 少しググってみても、なかなかこの文脈に該当するようなものを見つけられず。 eyeball の意味 何回か調べてようやく納得したのが、「目分量で決める」とか、目で見てだいたいこんな感じかな、という意味。 なるほどなるほど、獣医さんが目分量で子猫ちゃんの年齢を予想したのね。 それにしても、使う言語や文化が全然違うのに、同じような表現をするんだなー!!!と、とても感動させられたやり取りでした!! ついでに言うと、「だいたい4ヶ月ってところにした」というところに "approximate" という単語を使っているのも勉強になりました。私だったら "she is about 4 months old" と言ってしまうかな。 be動詞じゃなくて、もっとちゃんと意味のある動詞 (power verb) を使っている、勉強になる例文でした。 approximately (おおよそ、だいたい) という単語は英語の問題文とかでもよく見るけど、動詞としても「だいたい〜〜ってことにする」ような感じで使うんですね〜 確かに、ネイティブがよくこれを使っているのを聞く気がするので、今度機会があったら私も使ってみよう。 おまけ: spay と neuter 最後に、同じやりとりの写真でオレンジで色をつけた "spay" と "neuter" についても。 こちらは、保護猫にはお馴染みの「避妊手術 (spay)」と「去勢手術 (neuter)」のこと。 保護した猫ちゃんは女の子だったので、この間無事に spay してもらいました。我が家の先住猫たちはどちらもオスなので、小さいときに獣医さんに neuter してもらいました。 まだ毎日ノミ (flea) とサナダムシ (tapeworm) 退治に忙しいので、もらってもらうまでにはまだ時間がかかりそうですが、素敵な家族に迎えてもらえる準備が着々と進んでいます。 それにしてもノミがしつこい。この戦いが終わる日は来るのか・・・ …

book
09.18.2021

【おすすめ】英語学習にも◎ オーディオブックアプリHeadwayとBlinkist

読書する人としない人では見えている世界が違う、というこちらの有名な風刺画が好きです。 「読書すると、人の体験を擬似体験できて自分の引き出しにできる」という素晴らしさを今更ながら理解し、小さい頃から母がよく言っていた「読書しなさい」という言葉をちゃんと聴いておくべきだったなと反省しています。 でも1冊まるまる読む時間はちょっと取りにくい、そんなときに、本の要約を15分ほどで読み聴きできる素晴らしいオーディオブックアプリ(英語)を見つけました。 自己啓発、新しい視点を養うこと、そして英語の勉強にとてもいいなと思ってとても気に入っているので、紹介します。 尚、アプリのサービス内容は2021年9月18日時点のものです。 Headway Headway: Self-Growth Challenge GTHW App Limited無料posted withアプリーチ このアプリで1日1冊本の要約を読みながら聴いて、その知恵や教訓を活かし始めたら、だらけきっていた生活がかなり引き締まりました。例えば、こんな生活習慣の変化がありました。 2度寝の誘惑になんとか勝てる日が多くなった(アラームが鳴ったらスヌーズせずに起きられるようになった) 毎日このアプリで要約を読む習慣ができた = 読書の習慣ができつつある 毎日、以前は気の進まなかった運動をするようになった 自分が決めたことを先延ばしにしなくなった などなど どの本もアプリの制作者さんたちが要約を用意しているようで、だいたい15分〜20分で1冊のざっくりとした内容を知ることができます。 1日1冊、自動的に選ばれた本を無料で読み聴きできます。 例えば、今日は "The 5 Second Rule" という本が「今日の一冊」でした。「何かをやりたいけどやる気が起きない。それなら、5秒数えたらすぐ行動」というようなこと、どこかで聞いたことがありますが、その提唱者の本みたいです。 アプリの最初の画面に、 "Free daily read" というのがあるので、そこを選びます。 次の画面では、"Listen" や "Read" が選べます。私は、文字を読みながら聴きたいので、"Listen" を選らんで再生したら、画面下にある横棒のアイコンをタッチして文章も表示して使っています。音声はスピードの調整ができます。 ついていけなかった部分や知らない単語は、適宜音声を止めて調べたり、響く言葉があったらスクリーンショットを撮って後でまた読み返せるようにしています。 あとは、アプリを初めて使った時に、プロフィールの設定だとか読みたい本のジャンルだとかを適宜選んだような気がします。選ばれる1冊や次に紹介する "challenges" というセクションは、その好みに合わせてのものなのかも? Challenges Headway で気になっているのが "Challenges" というセクション。 自分の課題・目標を達成するためのガイドというか、この目標を達成するために1日目はこの本を、2日目はこの本を、というように本が選ばれています。 例えば、Wealthという28日チャレンジはこのような感じになっています。 どれも読みたいと思わせてくれて、購読するべきか悩みます。笑 自分で読みたい本を選びたい場合 自分で読みたい本を選びたい場合は、$89.9/年の購読になるようですが、50%割引きというキャンペーンが多分常時ポップアップで出てきます。 下記の方法だと、70%off という割引が出てくるので、もし購読するなら下記がお得です。 期間限定なのかもしれないので、出てこなかった場合は悪しからず。 Headway を 70% off で購読する方法 下記のように、 その日無料で読める本以外の本をタッチして、"Listen" か "Read" を押すと、 "Listen on the go" または "Read with no limits" という画面に。左上の「×」で画面を消す "special deal for you" というポップアップが出てくるので "Show me" で開く 70% off = $29.99 / 年 のオファー画面になる "LIMITED OFFER (期間限定)" とは書いてありますが、このアプリを使い始めて2週間ほどずっと出てきます。永久にやっていそうな雰囲気。 1年$30で好きなように好きなだけ読めるのか〜と思うと、購読したくなってしまうのですが、私はまだ購読していません。時間の問題かもしれないけど・・・笑 Blinkist こちらの Blinkist というアプリも、Headway と似たようなものです。Headway で1冊しか読めないので、もう一冊くらい読みたいなと思ってこちらのアプリも初めてみました。 Blinkist: 15min Book Insights Blinks Labs無料posted withアプリーチ 個人的には、Headway …

teddy-bear-and-books
04.12.2021

【語彙力アップ】言葉の引き出し作り: Divergent 第4章

Divergent第4章。思わぬ適性検査の結果を知り、ベアトリスは帰宅後も内心そわそわしています。兄ケイレブのらしからぬ発言や部屋の様子を不思議に思いつつも、翌日の選択の儀式のことで頭がいっぱいなベアトリスの様子が描かれています。 …

teddy-bear-and-books
03.31.2021

【語彙力アップ】言葉の引き出し作り: Divergent 第1章

ずっと読もう読もう思っていたDivergentシリーズの原作をようやく読み始め、面白いなと思った表現がたくさんあったので、各章ごとにまとめてみたくなりました。 Divergentとは Divergentは、アメリカの小説家Veronica Rothさんのデビュー作で、2014年に映画化されています。日本では「ダイバージェント」と表記されています。 このお話では、人間が性格によって5つの派閥のどれかに分類されます。しかし、中には適性がいくつもある人間が存在し、「ダイバージェント」と呼ばれています。 このダイバージェントは社会にとっては行動が予測できないので脅威とみなされ、見つかると抹殺されてしまいます。 主人公ベアトリスはその「ダイバージェント」で、いろいろな葛藤を抱えながら強く生きていくのですが、私も(というかきっとみんなそうですよね)ダイバージェントだな〜と思いながら見ていたので、映画にすごく惹き込まれました。 話の素晴らしさを伝えられるようなメモというよりは、新しく学んだ英語のメモになってしまいそうですが、それでも少しでも興味を持ってもらえたらとても嬉しいです!ちなみに、映画は小説の最後まではカバーしておらず、未完のまま数年経っています。ファンとしては最後まで見たい・・・。これも、小説を読みたいと思った理由の一つです。 小説は、DIVERGENT、INSURGENT、ALLEGIANT、FOUR の4冊構成です。今回紹介する DIVERGENT は全部で39章あり、この記事ではその最初の1章について書きました。 第1章の要約 戦争で荒廃した近未来のシカゴ。16歳になったベアトリスは、近々行われる派閥選択の儀式に参加します。 今日は、自分がどの派閥に向いているのかが分かる「適性検査」を受ける日。Erudite (博学)、Dauntless (勇敢)、Candor (誠実)、Amity (平和)、Abnegation (無欲)の中で、自分に向いている派閥が一つ選ばれます。 ベアトリスはAbnegationの家族に生まれ、16年間Abnegationとして生活してきましたが、自分のことは一切考えずに社会や他人に奉仕するAbnegationの行動規範にずっと違和感を感じてきました。 いろいろな不安や葛藤を抱えながら、ベアトリスは同い年の兄ケイレブと一緒に適性検査に向かいます。 新しく学んだ単語 単語/フレーズ 文脈に合う言い換えや類義語 意味 1 stool (n) footrest 腰掛け 2 dull (adj) (as "in a dull, blond ring") listless, lifeless, boring 艶のない、面白みのない 3 in the art of in the skill of; being good at 〜に長けた、上手な 4 vanity (n) arrogance, pride, affection うぬぼれ、虚栄心 5 frown (v) show displeasure; scowl, grimace 眉をひそめる 6 reprimand (v) admonish, lecture 非難する、咎める 7 jostle (v) push aside; shove, jolt 押す 8 dimpled cheeks cheeks have natural dents; dimples えくぼのある頬 9 placid (adj) easygoing, even-tempered, gentle, peaceful 穏やかな 10 sway (v) swing, wave 揺すぶる 11 …

a woman praying surrounded by flowers
03.26.2021

「引き寄せの法則」は2000年前既にあった?

今日、「引き寄せの法則」のような記述を聖書で読み、とても興味深かったので紹介します。 毎週1回、聖書を使った英語の勉強会のようなものに参加しているのですが、今日はGospel of Mark(マルコの福音書)の11章を読みました。 (英語学習者2〜3人に対しインストラクターが一人、と少人数制でたくさん喋れます。アメリカにいる方はこのような場が身近にあるかもしれないので、英語を磨きたい、人生の教訓を学びたいというような気持ちがあれば、探してみると良いと思います*) 私はもともとスピリチュアルな考え方とか引き寄せの法則の考え方とかは面白いなと思っていて、今日までずっと「引き寄せの法則は最近できた概念」と思っていました。ですが、なんと今日読んだ文章の中に引き寄せの法則っぽいことが書いてあったのです。 引き寄せの法則とは 私の理解している範囲でとても簡単に言えば、こうなりたい、こういう現実であって欲しい、という自分の心からの希望が、既に実現していると思い込んで感謝して生活しているといつのまにかその願いが現実になっている、というような概念です。本やネット上にたくさん情報があるので、興味のある方は調べてみてください。 必ず成ると疑わないで信じるなら、そのとおりに成る 下記が、今日読んだ章にあった内容の一部です。 22 “Have faith in God,” Jesus answered. 23 “Truly I tell you, if anyone says to this mountain, ‘Go, throw yourself into the sea,’ and does not doubt in their heart but believes that what they say will happen, it will be done for them. 24 Therefore I tell you, whatever you ask for in prayer, believe that you have received it, and it will be yours. New International Version Bible, 2011, Mark 11:22-24 この部分の日本語訳にあたるのがこちら。 22イエスは答えて言われた、「神を信じなさい。23よく聞いておくがよい。だれでもこの山に、動き出して、海の中にはいれと言い、その言ったことは必ず成ると、心に疑わないで信じるなら、そのとおりに成るであろう。24そこで、あなたがたに言うが、なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう。 口語訳新約聖書, 1954年版, マルコの福音書 11章: 22-24節 なんだか、引き寄せの法則みたいじゃないですか? これは新約聖書に書かれているもので、2000年くらい前に書かれたとても古い本なのに、既にこの時点で引き寄せの法則が書いてある・・・!と、感動しました。もちろん、私の勝手なこじつけというか想像なので、全然別物かもしれません。 聖書はいろんな人が書いているので、他の部分にも同じような記載があるかもしれませんが、今日読んだのはマルコの福音書だったのでそこから紹介してみました。 実際のところ引き寄せの法則って本当なの? 「引き寄せの法則」が本当にあるのかとか、本当に効果があるのか、とかは正直分かりません。でも、自分の強い願いだとか、自分にはどうすることもできないようなことなどは天にお願いして、きっとなんとかなる!と信じ込み、あとは流れに身を任せる、というのは精神的に強くいられる一つの方法だと思っています。 宗教って日本にいたときは全然いいイメージがなかったけど、アメリカに来てからキリスト教と仏教の教えを少しずつかじり出してみると本当に面白いと思うようになりました。そして、物事を多方面から考える習慣ができてくると、以前なら気に触るような出来事でも、今ならそのような出来事に対して違った解釈ができて、ネガティブな感情を上手く受け流すことができるようになりました。 また、人生で本当に大切なものって何なんだろう、ということを考え始めてからは、大半のネガティブな感情や思考が「考えたり心配する必要のないこと」ということに気がつき、かなりシンプルに、気持ち的に楽に生活できるようになりました。 「ネガティブな感情ゼロ」には(私は)できないですが、宗教って人を強くさせてくれるものなのかもしれない、と思います。 ちょっと話がそれた気がしますが、「良い」と思われているからこそずっと語り伝えられているのだろうし、「引き寄せの法則」は現代人の嗜好に合わせて言葉を変えたキリストの教えなのかもしれないですね。 他にもたくさん素敵だなと思う言葉や教えがあるので、英語の勉強に絡めつつ、紹介していきます。 …