今日、「引き寄せの法則」のような記述を聖書で読み、とても興味深かったので紹介します。
毎週1回、聖書を使った英語の勉強会のようなものに参加しているのですが、今日はGospel of Mark(マルコの福音書)の11章を読みました。
(英語学習者2〜3人に対しインストラクターが一人、と少人数制でたくさん喋れます。アメリカにいる方はこのような場が身近にあるかもしれないので、英語を磨きたい、人生の教訓を学びたいというような気持ちがあれば、探してみると良いと思います*)
私はもともとスピリチュアルな考え方とか引き寄せの法則の考え方とかは面白いなと思っていて、今日までずっと「引き寄せの法則は最近できた概念」と思っていました。ですが、なんと今日読んだ文章の中に引き寄せの法則っぽいことが書いてあったのです。
必ず成ると疑わないで信じるなら、そのとおりに成る
下記が、今日読んだ章にあった内容の一部です。
22 “Have faith in God,” Jesus answered. 23 “Truly I tell you, if anyone says to this mountain, ‘Go, throw yourself into the sea,’ and does not doubt in their heart but believes that what they say will happen, it will be done for them. 24 Therefore I tell you, whatever you ask for in prayer, believe that you have received it, and it will be yours.
New International Version Bible, 2011, Mark 11:22-24
この部分の日本語訳にあたるのがこちら。
22イエスは答えて言われた、「神を信じなさい。23よく聞いておくがよい。だれでもこの山に、動き出して、海の中にはいれと言い、その言ったことは必ず成ると、心に疑わないで信じるなら、そのとおりに成るであろう。24そこで、あなたがたに言うが、なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう。
口語訳新約聖書, 1954年版, マルコの福音書 11章: 22-24節
なんだか、引き寄せの法則みたいじゃないですか?
これは新約聖書に書かれているもので、2000年くらい前に書かれたとても古い本なのに、既にこの時点で引き寄せの法則が書いてある・・・!と、感動しました。もちろん、私の勝手なこじつけというか想像なので、全然別物かもしれません。
聖書はいろんな人が書いているので、他の部分にも同じような記載があるかもしれませんが、今日読んだのはマルコの福音書だったのでそこから紹介してみました。
実際のところ引き寄せの法則って本当なの?
「引き寄せの法則」が本当にあるのかとか、本当に効果があるのか、とかは正直分かりません。でも、自分の強い願いだとか、自分にはどうすることもできないようなことなどは天にお願いして、きっとなんとかなる!と信じ込み、あとは流れに身を任せる、というのは精神的に強くいられる一つの方法だと思っています。
宗教って日本にいたときは全然いいイメージがなかったけど、アメリカに来てからキリスト教と仏教の教えを少しずつかじり出してみると本当に面白いと思うようになりました。そして、物事を多方面から考える習慣ができてくると、以前なら気に触るような出来事でも、今ならそのような出来事に対して違った解釈ができて、ネガティブな感情を上手く受け流すことができるようになりました。
また、人生で本当に大切なものって何なんだろう、ということを考え始めてからは、大半のネガティブな感情や思考が「考えたり心配する必要のないこと」ということに気がつき、かなりシンプルに、気持ち的に楽に生活できるようになりました。
「ネガティブな感情ゼロ」には(私は)できないですが、宗教って人を強くさせてくれるものなのかもしれない、と思います。
ちょっと話がそれた気がしますが、「良い」と思われているからこそずっと語り伝えられているのだろうし、「引き寄せの法則」は現代人の嗜好に合わせて言葉を変えたキリストの教えなのかもしれないですね。
他にもたくさん素敵だなと思う言葉や教えがあるので、英語の勉強に絡めつつ、紹介していきます。