12.31.2022

Jビザ2年間帰国義務免除申請方法(日本大使館宛書類編)

Jビザ2年間帰国義務免除申請方法(米国務省宛書類編)に引き続き、この記事では日本大使館宛に送った書類について。 また、「Jビザ2年間帰国義務」は長いので以下2年ルールと省略しています。 日本大使館の2年ルール免除についてのページはこちら:https://www.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/j-visa.html 上記のページから、「Jビザ帰国義務免除に関わる手続きについて」という書類がダウンロードできます。また、このダウンロードした書類の中に「“No Objection” Statement 申請書」という、下記で送付した書類の一つが含まれていました。 送付書類 「Jビザ帰国義務免除に関わる手続きについて」の「必要書類」のページを見ながら、下記を送りました。 なお、書類送付時に日本のスポンサーまたは日本に所属先はなかったので、必要書類の中の「申請者が帰国しないことに対して異議がない旨を述べた大使館宛のレター」は送りませんでした。 その後 USPSのPriority mailで送ったので、約3日で大使館に到着。 そして書類送付後3週間で、大使館から米国務省にNOSを送った旨のレターが送られてきました。速いお仕事でありがたい。 (ちなみに、前まではNOSのコピーを申請者宛にも送ってくれてたみたいなんだけど、現在はコピーは送ってないらしい。なので、手元に届いたのは「発送しましたよ」というレターのみでした。) あとは米国務省の書類手続きと、判断、移民局への書類の送付などを待ち、その後USCISの最終判断を待つ、という流れになるのかなと思っています。 無事に、そしてできれば2ヶ月くらいで終わりますように。 ちなみにものすごく余談なのですが、米国務省宛・日本大使館宛の書類に同封した返信用封筒は、手元にあった日本の角形6号を使い、USPSのFirst Class(一番安いやつ?)のレターサイズ用の切手を1枚貼りました。これがちょっと危うかったと書類を送った後気がつき、すごく心配になりました。というのも、USPSのFirst Class、レターサイズの場合、最大サイズは下記。 短辺 6 1/8 インチ (約15.6cm) × 長辺 11 1/2 インチ (約29.2cm) 角形6号の短い辺は16.2cmあるので、6mmオーバー。この最大サイズって多分機械に通せるかどうかの基準になってると思うので、ちょっとでも大きいと機械にはじかれて差し戻しになったりロストしたりするのかな・・・とかなり心配しました。 結果、無事に手元に返信内容の手紙が届いたから良かったのですが(少しのサイズオーバーなら大丈夫なのか・・・?)、アメリカの封筒を買って、ちゃんと封筒サイズにあった切手の料金を調べるとか、返信用封筒もpriority mailにするとかした方が良かった。 この封筒小さめだしFirst Classのレターサイズでいけるだろう!と何も疑問に思わず切手を買ってしまったけど、今度からはちゃんと調べようと思います・・! …

12.26.2022

Jビザ2年間帰国義務免除申請方法(米国務省宛書類編)

永住権申請に際しJビザの2年間帰国義務(以下「2年ルール」)を免除してもらう申請が必要になったので、そのことについてのメモになります。 自分は2年ルール適用されているかどうか 同じJビザを持っていても、この「2年ルール」が適用される人とされない人がいます。 おおざっぱに言うと、日本またはアメリカ政府から留学資金を少しでももらった場合、この2年ルールの対象になるようです。その場合、Jビザのプログラムが終わったら自国に2年間戻らないと他のアメリカのビザや永住権などの申請ができません。 Jビザの「Annotation」のセクションに BEARER IS SUBJECT TO 212(E). TWO YEAR RULE DOES APPLY. の記載がある場合、2年ルールが適用されています。 この記載がない場合でも、念のためビザのスポンサー(大学や研究機関など)に本当に2年ルールが適用されていないか確認・相談するのが無難です。 さらに、留学費用・奨学金にアメリカ政府の出資が絡んでいる場合(フルブライト奨学生など)は、この2年ルール免除申請は通らないようです。 主人の場合は最初の1年間だけ日本政府から支援を受けていたので、今はアメリカでフルで雇用されていても2年ルール適用でした。 この場合(そして多くの研究者の方の場合)、「Jビザのプログラムが終わっても自国に帰ってこないことに異論はありません」という日本政府からの書類(No Objection Statement)をもらうことで2年ルール免除申請をすることになります。 2年ルール免除申請のおおまかな流れ 私の理解が正しければ、こんな流れになるはず。そして私たちは現在ステップ4が終わり、アメリカ国務省や移民局の判断や結果送付を待っているところ。 所要時間についてよくウェブで見るのは、2年ルール免除の理由が「NOS」の場合「だいたい申請してから2ヶ月くらい」。ただ、は1年、1年半かかったっていうケースもちらほら見当たるので、どのくらい時間がかかるのかは運なのかも。できれば2ヶ月くらいで結果が欲しいところ。 1〜3のステップについて、もう少し詳しくメモしておきます。少し長くなるので、この記事ではステップ1と2について。 アメリカ国務省への2年ルール免除申請書の作成 まずは https://j1visawaiverrecommendation.state.gov/ の「Complete an Online Application」にて個人情報やビザ、今までのDS2019、2年ルール免除を希望する理由などをぽちぽち入力してきます。この書類はDS-3035と呼ばれているようです。 1回書類の作成を始めると90分間で書類作成を完成させなきゃいけないのと、セーブボタンが見当たらないので、「2年ルールを免除を希望する理由」は予め内容を考えておくといいかも。 その他は、 があれば基本的に大丈夫そう。J-2ビザがいる場合はJ-2ビザ全員の基本情報(名前や生年月日など)も。I-94の情報が手元にない場合は https://i94.cbp.dhs.gov/I94/#/home の「GET MOST RECENT I-94」からパスポート番号で直近のI-94の情報を検索できます。 Basis Selection 申請書の中には「Basis Selection」というセクションがあります。こちらは「なぜ申請者が2年ルール免除の対象になるのか」という理由を選ぶもの。 NOSで申請する場合「No Objection statement from the home government」を選びます。 2年ルール免除を希望する理由 「STATEMENT OF REASON」のセクションでは、2年ルール免除を希望する理由を述べます。 字数制限はありません。いろんな英語サイトによると、かなりシンプルで2〜3文あれば充分らしいです。 例えば仕事のオファーをもらったからという理由だとしたら、 XYZ University has offered me a position as a Research Associate and I would like to take advantage of the opportunity to further my career. みたいな感じ。 主人の場合も上のような感じの理由で2文で提出。 J-2ビザのJ-1ビザとの間柄 J-2ビザがいる場合は名前、生年月日、生まれた国、J-1ビザとの間柄を入力、または選択する箇所がありました。 そのうち、J-1ビザとの間柄について「Spouse」と「Wife」どちらにすれば良いのかわかりませんでした。多分どちらでもいいんだろう・・と思うのですが、とりあえず「Spouse」にして提出。 多分「Wife」でも問題ないと思います。 wife、husbandだと性別を暗示した配偶者扱いになってしまうから、性別関係なく「配偶者」という意味になるspouseの選択肢も出してるのかな・・?最初からspouse一択にしてくれた方がわかりやすいのに・・と思うのは私だけではないはず。。 J-2ビザのSurnameとGiven name 私たちが書類作成した時点では、J-2ビザのSurnameとGiven nameが書類作成のための入力時と、最後の確認画面にでくる時とで逆になっていました。(システムのエラーだと思います) 確認画面には「この確認画面に出てきてる情報が全て正しいことを確認しました」みたいな文言のとこにチェックを入れて次の画面に進めるので、迷ったあげくJ-2ビザ情報の入力画面のとこでSurnameに名前、Given nameに苗字を入れ、確認画面が正しい情報になるようにしました。 つまり、確認画面上にはSurnameに苗字、Given nameに名前が表示されている状態です。 この情報が正しい、というボックスにチェックマークを入れて次の画面にいきました。 するとなんということでしょう!! 最終書類を見ると Surnameに名前、Given nameに苗字が表示されているではないですか!! 修正しようにも「確認画面」に出てくるのは姓名逆になった名前になるから、それを「この表示内容の情報が正しいと確認しました」とチェックしたくなかったので、とりあえず担当部署の連絡先(212ewaiver@state.gov)に上記の状況と訂正依頼を連絡したのと、正しい順番で私の名前が表記されている「確認画面」のコピーを郵送書類に入れて書類を提出しておきました。 多分これで問題なく手続きしてくれると思うのだけど、何か進展があったらまたこちらに追記しておきます。 Jビザで最初に使った空港の名前 「Date and place of …

05.08.2022

【アメリカ永住権】ポスドクJ1ビザからグリーンカードの申請(EB2-NIW, I-140編)

アメリカでの主人の研究留学(Jビザ)が4年目に入り、Jビザで滞在できるのはあと2年になりました。 その後もまだ主人のプロジェクトが続きそうなこと、私も働き始めたことなどが重なり、Jビザの後はグリーンカード(永住権)での滞在を予定しています(願望)。 グリーンカードにはいろいろな方法での申請があるみたいで、その中で私たちはEB2というカテゴリの中の「National Interest Waiver (NIW)」 という、グリーンカードのスポンサーのいらない枠で申請中です。 研究者だとEB2やEB3の枠で出す人が多い印象です。 だいたいは、Jビザ → Hビザ(就労ビザ)→ Hビザのスポンサーありきの EB2 または EB3 、みたいな感じで永住権を申請するみたいです。 私たちの場合は、主人がHビザで私がそのままその配偶者ビザになると私が働けなくなるらしいので(私の理解の範囲では・・間違ってたらすみません)、Hビザはスキップしてグリーンカードを申請しました。 (私も自分でHビザを取る、という選択肢も無いわけではないけど、Hビザのハードルはやたら高くて難しそう。働きたい分野の学位をそもそも持っていないこと、外国の大学を出ていること、その分野の就労経験がないことなどなど、私がHビザを取れる確率は1%くらいに感じています。なので、それより取れる確率の高そうな主人のEB2にしました。ちなみに、Hビザの配偶者は、Hビザ本人がI-140というグリーンカードの最初のステップを申請していると、就労許可を取れるとか何とか。) 2022年7月26日追記: I-140の申請とDS-2019の更新について 現在所属する大学または研究機関、つまりJビザのスポンサーになってくれている機関によっては、この記事で主に触れている「I-140」を出すとDS-2019の更新を受け付けてくれないらしいです。I-140を提出したことを所属機関が把握できる仕組みがあるのかは分からないですが、I-140の申請がDS-2019の更新に何か影響を与えないかどうか、I-140申請前に所属機関に念のために確認した方がいいかもしれません。 NIWとは NIWとはNational Interest Waiversの略で、本来グリーンカード申請に必要な雇用主のスポンサーや仕事が確保されている証明などが特定の条件下で免除してもらえる枠のことです。 「特定の条件」のちゃんとした説明はできないけど、研究者の場合、博士号を持っていてある程度の研究業績があるとNIWの条件を満たせるんじゃないかな思います。自分ではそう思わなくても、腕のある弁護士さんはCVとか経歴からいろいろ拾ってくれるので、まずは弁護士さん探しをするといいと思います。 移民局に提出する書類がものすごく大変なので、たいがいは弁護士さんを雇って書類の作成をお願いすることになると思うのですが、NIWで通るかどうかはその弁護士さんの力次第な気がしています。(大学によってはNIWでもサポートしてくれるかもしれないので、一旦聞いてみるといいかも。) ちなみに私たちをサポートしてくれている弁護士さんたちのホームページにもNIWのことが書かれているのでご参考までに:National Interest Waiver (NIW) — https://www.wegreened.com/niw/ グリーンカードの申請には準備だけでもかなりの時間がかかるので、早めに弁護士さんを探すのがいいかも。 North America Immigration Law Group 私たちはNorth America Immigration Law Groupという弁護士事務所にお世話になることにしました。 ホームページ:https://www.wegreened.com/ この弁護士さんたちを選ぶまでに3つの弁護士事務所に連絡して、一番価格が親切でかつ実績もありそう、評判も良く聞く、この人たちなら任せられそう!と違和感なく思えたこのNorth America Immigration Law Groupを選びました。NIWを申請した日本人研究者の方々の間でもよくお名前を聞く、Victoria Chen弁護士のいる事務所です。 例えば、弁護士費用だけを見ると他の2つは最初のステップ(I-140)だけでも$8,000ほどするところをこの事務所は$3,500〜$5,000ほどでやってくれます。 安いからサポートや書類作成の質が落ちるのかというのは比較できないから答えられないけど、最初の連絡の段階からこの事務所はすごい慣れてる感が伝わってきて、メールもしっかりしていて安心感がありました。 I-140を提出し終わった今、実際のサービスや提出した書類の出来など、私は個人的にすごく良かったと感じました。 Free Evaluationの結果 この弁護士事務所のホームページの Free Evaluation にあるメールアドレスに連絡をして、私たちのケースでEB2に出せそうかどうか、申請にかかる実費や弁護士費用などの見積もりなどをしてもらいました。 メールには EB-2 NIWを考えていること Google scholarのリンク 最新のCV などを添えました。 その結果、EB-2 NIW の "Approval or Refund" というサービスで$3,500でやってもらえることに(現時点では値上がりしているみたいです)。もし申請が通らなかった場合全額返金してくれます。申請がだめだった場合、再申請を1回だけ追加費用なしでやってくれるそう。 (最初から「EB2のNIWを考えている」と言ったのでそのままのカテゴリで返ってきたけど、どのカテゴリか言わなかったらあちらがカテゴリを判断してくれたのかも。) ちなみに当時の主人の状況は、健康科学・生物学分野でのポスドク5年目(日本2年、アメリカ3年目)、Google scholarのcitation数は700弱くらい、査読付き論文数は65本くらいでした。 google scholarのcitationが100以下でもApproval or Refundサービスでやってもらえた、かつ申請が通った、という経験談も聞くので、やっぱり最初の一歩は弁護士さんに連絡して、自分達の状況を簡単にチェックしてもらうことだと思います。(たいがい最初の見積もりは無料でやってくれるはず) また、google scholarのcitationはあくまでもひとつの目安でしかないので、もしcitation数が少なかったとしても、できる弁護士さんだったら他のアピールできる要素を探してくれると思います。 私たちはとりあえずは推薦書無しでI-140を提出したけど、もし移民局に追加書類を求められたら、推薦書などをそのときに用意する予定です。(推薦書の下書きも弁護士費用込み) USCISが高評価するもの グリーンカード申請の最初の関門「I-140」と一緒に提出する "petition letter" は、申請者がどうアメリカに利益をもたらすか、というアピール書なのですが、アメリカの移民局 USCIS がこのletterを審査する際に評価に入れるもの入れないもの、たくさんあるそうです。 そのうち、弁護士さんが言っていたのが以下の2点。 論文のImpact Factor そのエビデンスの一つに査読付きの論文数や論文の内容などが含まれます。 弁護士さん曰く、「Impact Factor が 4 以下の論文はUSCISはあまり評価しない」とのこと。 なので、IFが4以下の論文はエビデンスにならないということで何本か弁護士さんに却下されました。 ジャーナルのランキング 弁護士さんは、petition letterの特記事項として各分野の10位以内に入るジャーナルに掲載された論文を入れていました。それ以外の論文はUSCISにとっては高評価にならないとのことでした。 弁護士サポートに対する主人の感想と評価 主人は書類作成がすごく大変だったらしく、「弁護士の質は良いかもしれないけど大満足ではない」みたい。 お金をもっと払って書類の作成をもっと弁護士側がやってくれるなら、自分はそっちの弁護士の方がいい、というのが主人の感想。 petition letterを作成するために、弁護士からはいろいろな形でこちらの情報や返答が要求されました。主人が時間をかけて要求された書類に返答を書いたり修正したりして返すと、こちらの出した内容や表現がそのまままるっと定型フォーマットに入れ込まれた感じでpetition letterの下書きが返ってきました。 …

06.12.2021

アメリカの就労許可証(EAD)の申請方法

アメリカ生活3年目にしてようやくEAD(Employment Authorization Documentの略)と呼ばれるアメリカの就労許可証を申請し、無事に申請が通ったので、EAD申請についてメモにしました。 ちなみに、私のビザは有効期限切れの状態(DS-2019は有効期限内)で、かつJ2ビザです。戸籍謄本等の英訳などは申請書に同封せず許可が降りたので、一例として載せておきます。 申請の過程 通常は3ヶ月ほどで手元にEADが来るようなのですが、今はコロナの影響で最速でも半年くらいはかかるようなことがUSCISのサイトに書かれています。なので、私も10月頃にようやく手元に届くかな、と思ってのんびり待っていたところ、なんと2ヶ月ほどで手元に届きました! 状況は刻々と変わっているようなので、USCISのサイトを要チェックです。 STEP.1 USPSで書類を提出 Certified mail(いわゆる書留郵便)で送るのが推奨されていますが、タックスリターンも普通郵便で無事に受理されているので、普通郵便で送りました。ただ、郵送状況を追跡のできるバーコードを不覚にも捨ててしまったため郵送状況の追跡はできませんでした。多くの方が仰っているように、書留の方が安心できるかもしれません。 STEP.2 26日後: 書類受理の旨連絡あり USCISから郵便で提出書類が無事に到着した旨手紙が来ました。本来1週間ほどでこの手紙が届くようなのですが、コロナの影響もあってか1ヶ月弱ほどかかりました。 STEP.3 STEP.2の約1ヶ月後: 申請が許可された旨連絡あり "We have approved your application for employment authorization." という、申請を許可した旨の書面が届く。EADカードは別途発送中とのこと。 https://egov.uscis.gov/casestatus/landing.do で自分のカードの状況を検索すると、長らく "We Have Received Your Application" のようなタイトルだったのが "Card Was Mailed To Me" に文言が変更されている。あと2〜3日で手元に届きそうな文面。 STEP.4 STEP.3の2日後: SSNカードが届く EADカードを申請した際にSSNカードを同時に取得する、というような項目(後述「ちなみに」参照)にチェックを入れたので、特に別途手続きなくSSNカードが発行され、自宅に届きました。ソーシャルセキュリティーオフィスには出向いていません。自分のSSNができて、アメリカでの自分の立場ができたような感じと、経済的な自立の第一歩な感じがしてすごくすごく嬉しくなりました。 Step.4の2日後: EAD到着 Priority MailでEADがポストに届いていました。SSNカードとは違ってものすごくおしゃれなデザインでかっこいいです。期限の切れる3ヶ月前頃までに更新の申請をするようにという案内も入っていました。(ちなみに、書類を郵便局に出した日を0日目として67日目に手元にカードが届きました。目安になれば。) 提出書類 USCIS参照サイト 下記のUSCIS(米移民局)のサイト、及びいろいろな方のブログや情報サイトを参照しました。 実際に提出した書類 USCISの案内にはI-94やパスポートについてはJ-1の分は記載がないのですが、多くの方が上記のように提出されているようなので、私も念の為同封。 また、多くのウェブサイトで「戸籍謄本とその英訳」等、J1との婚姻関係を示す書類を同封するように、という案内があるのですが、私はUSCISの案内に則り、提出しませんでした。 多分、提出しておいた方が無難だと思うのですが、それ無しでもEADをもらえたという情報もあったので、私は提出しないことにしました(そもそも手元にある戸籍謄本が3年前とかのものなので、古過ぎかな・・・とも思い)。 2023年1月 追記 これまで2021年12月、2022年12月と2回更新手続きをしましたが、戸籍謄本の英訳を同封しなくても毎回無事にEADが手元に届くので、やっぱり戸籍謄本の英訳はいらないのかもしれません。ただし、I-765, Application for Employment Authorization や Checklist of Required Initial Evidence for Form I-765 をよく読んで、"Evidence you are currently maintaining status" に戸籍謄本の英訳が必要かなと思ったら同封するのが気持ち的に安心かもしれません。ちなみに更新は2回ともだと1ヶ月半ほどで手元にEADが届きました。速い!! カバーレターについては、ネットでサンプルがごろごろ転がっています。私は主人の大学のホームページにJ2がEADを申請する際のカバーレターの例があったので、それをちょこちょこ文言を変えて送りました。 ちなみに Form I-765の14項目目あたりにこの機会にSSNも合わせて発行したいか、という項目があるのですが、私はここ(と15項目目)を"Yes"にし、EADを発行する過程でSSNも発行してもらいました。この項目でNoを選び、でもSSNは必要、という場合はEADが届いてから別途Social Security Officeに出向いてSSNの申請が必要になります。EADを申請する時点でSSNも発行してもらう方が早く手元に来る、という情報を見たことがあったので、私は上記のようにしました。 有効期限 J2ビザの場合、EADの有効期限はDS-2019の有効期限に依存するようです。なので、(一概には言えませんが)私のようにビザは有効期限が切れているけどDS-2019は更新した、という場合はEADも発行されると思います。 私のEADの有効期限は、上記のようにDS-2019の有効期限と同じでした。それよりも長くいれる可能性があるので、その場合はDS-2019の更新とEADの更新をする予定です。EADは期限の3ヶ月前頃までには更新の申請をするのが一般的なようです。その際また調べてみます。 その他 申請料金は年によりまちまちで、年々上がっているように思います。EAD申請の際はUSCISのサイトにて要チェックです。 また、噂でしかないのですが、EADの申請が許可されるまではアメリカ国外に出るのはだめかもしれません。アメリカ国外に出ると、I-94というアメリカへの入国状況が記録されている情報が変わってしまうことや、アメリカに戻ってくる保証が無いことで審査がストップあるいは破棄されてしまう可能性があるようです。 EADカードが手元に来たからといって必ずしも仕事が手に入る訳では無いのですが、今勉強していてわくわくの止まらない分野で、コンピューターを絡めたことを仕事にできたらいいなと、期待半分、緊張半分。 最初はインターンシップでもいいから、どこか経験を積ませてくれるところがあることを願いつつ。Let's see how it goes ですね😌 何か追加情報や書き漏らしたことなどがあったらまた追記します。 …

woman-on-the-grass
03.30.2021

アメリカでのビザ用写真の作成方法

アメリカのビザを更新する際、背景色が白で2inch×2inch(約5cm×5cm)のカラー写真が必要になります。日本では各種アプリとコンビニで用意できるのですが、アメリカでは下記のように用意しました。(文字がいっぱいになってしまったのですが、やることは単純です*) 日本で用意する場合は過去に書いたこちらの記事が参考になるかもしれません。もしiPadとApple Pencilを持っている場合、背景色を白くするのはこの過去記事で書いたInstagramではなく、今回紹介する「ID Photo」の方がおすすめです。 背景色を白く加工する 証明写真は白っぽい壁を背景にiPhoneで撮り、ID Photoというアプリで背景を真っ白に加工しました(iPhoneのみのアプリかも)。 証明写真-履歴書とパスポート写真の制作 Sujuan Chen無料posted withアプリーチ 写真によってはそこまでしなくても良いと思うのですが、今回撮った写真はこんな感じでそのままだと後ろに影が入ったり、色がだめそうなので、加工が必要でした。 家で見ている分には白っぽい壁に見えるのですが、電気の関係で黄色っぽいですね・・・!笑 比べてみたら際立ってしまいました。 加工する手順はサイズ選択と背景色加工の実質2ステップです。 STEP.1 写真やサイズの選択 アプリを開いて写真を選択。iPhoneカメラの「Square(スクエア)」機能で撮った正方形の写真を使用。 次に、US visa → Make の順で選択。 (補足)ここで「Make」でなく「Print」を選ぶと、選んだサイズの写真が2枚、5〜7inchの用紙にレイアウトされ、それを写真として保存できる。もしかしたらこの機能を使ってCVSで印刷するとちょうど良いのかも・・・? いつか試す機会があったらやってみます。 STEP.2 背景色を白く加工 最初の画面では特に何もせず「Next」で次に進む。 次の画面で既に背景が白く加工されている。背景は青や赤も選べるよう。今回は白のままでOK。 肩のあたりが白くなりきってない部分があるので「Fine-tuning」で自分で白くする。 iPadとApple Pencilがあるとやりやすい。(スマホでもできるけど、細かい部分が大変。) 真ん中にあるバーでペンの太さを調整しながら、気になる部分を白くしていく。 服にかかってしまっている白いかすみは気にしない(←) 充分に白くできたら右上の「 」を押して加工を終了し、右上の「Next」で次のページ。 完成! 実質STEP .2で完了。最後のページで「 」を押すと写真がデバイスに保存される。ちなみにこの最後の画面でスーツなどに着せ替えができるのだけど、案外加工に見えないかも・・・?笑(女性用スーツもあり) 印刷前の写真サイズ調整 私は最終的にCVSの写真プリンターで印刷するのですが、サイズは5inch×5inch(約12.5cm×12.5cm)の写真サイズを選んでいます。1枚税込で$3.3くらいだった気がします。ビザに必要な写真は2inch×2inch(約5cm×5cm)なので、CVSに行く前に、PicCollageというアプリで下記のようにサイズを調整しました。 PicCollage 写真&動画コラージュ Cardinal Blue無料posted withアプリーチ PicCollageでは、最終的に欲しい写真が2inch角(約5cm角)になるように、1つの正方形に4枚正方形が入った画像を作りました。 この画像の1辺が5inchで印刷されるので、最終的に欲しい写真はその半分の約2.5inch(約6.3cm)になります。ビザ用の写真は指で気持ち小さめに縮小させ、後で2inch角に切り取っても頭から鎖骨くらいまでがちゃんと入るように調整します。(勘での作業ですが、少し小さめにしておけば割と大丈夫です) CVSで印刷 印刷はCVSにあるKodac(オレンジ色)のプリンターでしました。その際、CVSのアプリも合わせて使用しました。 CVS Pharmacy CVS Pharmacy無料posted withアプリーチ 細かい画面操作は覚えていないのですが、確か「Prints + Enlargements(Same-day)」というような、真っ先に出てくるメニューだった気がします。 5inch角のサイズ指定をするのと、スマホからプリンターに写真を送信します。(USBなどでもデータが送れた気がします)スマホで写真を送るときは、CVSのwifiに接続し、CVSのアプリから写真を選択すると自動的にプリンターに送ってくれます。 プリンターから出てきた請求書のようなものを持ってレジに行くと、支払いと引き換えに印刷された写真をもらえます。画質はとてもきれいです! 印刷後の写真のサイズ調整 最後のサイズ調整です。 印刷したビザ用写真を5cm×5cm計りながらカッターで切り取り、大きさを合わせました。PicCollageで気持ち小さめにしたので、5cm角に切り取っても頭が切れることもなく、良い感じに仕上がりました。 鎖骨から下は多少切ることになり、それでも少し大きめなビザ用写真になりましたが、問題なくビザはもらえました。 こんな手間かけなくてももっと簡単な方法があるかもしれないのですが、私はこの方法でビザ用写真を用意しています。少しでも参考になれば嬉しいです! …

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03.30.2021

【アメリカビザ】2021年3月 郵送での更新

コロナでいろいろと厳しくなっている雰囲気ですが、2021年3月時点で無事にアメリカJ-1ビザの郵送での更新ができたのでメモを残しておきます。 郵送更新の流れ 流れとしてはこのような感じでした。それぞれのステップに過去記事で参考になるかもしれないリンクも貼りました。 ビザ返送時の配送費用支払い 2021年3月15日付けでビザ返送時の郵送費用が有料になりました。下記の申請過程はそのルール変更をまたいでしまったので、郵送の申請時点ではビザ返送費用の支払いをしていません。今から郵送申請をする場合はSTEP.6ではなく、郵送申請時などで支払いが生じるのかなと思います。 STEP.1 DS2019の更新 大学でDS2019を更新してもらう。約2週間ほどでJ-2の分も一緒に手元に届いた。 ※プロブラムに変更がなければ更新時にSEVISの支払いは不要 STEP.2 DS160の新規作成 米大使館の「Apply For a Nonimmigrant Visa」でDS160の新規申請書を作成。 STEP.3 ビザ申請費用の支払い 「APPLY FOR A U.S. VISA」(STEP.2とは別ページ)で既存のアカウントでログイン。左欄の「新申請手続き/面接予約/郵送申請」を選び、情報を入力。最後にビザ申請費用を支払う。郵送申請を選択する画面では質問にいくつか答える。日本にまだいない時点だったが、書類郵送時には日本にいるため、「日本にいる」ていで回答。 (※今はこの時点でビザ返送時の配達費用の支払いもするのかもしれません。) STEP.4 大使館から書類提出用のゆうパックが届く 日本の自宅に大使館から書類郵送用のゆうパックが届く。この時点で日本への帰国まで3週間ほど。 STEP.5 申請用書類の提出・申請状況の確認 日本に帰国後、大使館からのゆうパックに書類を入れ大使館に返送。 【その後の追跡】 ビザ申請状況の確認: Visa Status Check パスポートのある場所の追跡: 米国ビザ申請 — パスポートを追跡する STEP.6 返送用費用の支払い 書類提出から1週間後、ビザが許可された連絡とともに、ルール変更に伴うビザ返送時の配送費用の支払いが求められる。メールの案内の通りに支払いを済ませる。 手元にビザが届く STEP.6での支払いから5日後(書類提出から約2週間後)、手元にビザが届く。STEP.6がなければ、1週間くらいでビザが届いたのかも。 提出した書類 今回はJ-1のみの更新なので、J-2の書類は入れていません。 郵送・更新申請確認書 DS160確認書 証明写真(背景白、カラー、5cm×5cm) 最新のDS2019 SEVIS費用支払い証明書(以前支払い済みのもの) 現在使用しているパスポート (給与証明として)大学からのOffer Letter (念の為)過去の給与証明書全て ← いらないかも? 補足 DS2019は過去の分も提出するか迷いましたが、最新のものに過去の給与額の記載があること、プログラムの期間も最初から書かれていることなどを理由に、過去のものは提出しませんでした。 写真はiPhoneやiPad、アプリ(ID PhotoおよびPIC・COLLAGE)を使って用意し、CVSで印刷しました。 SEVISは更新時2回とも払っていません。初回ビザを取る際に払ったSEVIS支払い証明書を使い回しています。 紛失してしまった場合は「アメリカJビザの申請① DS-2019の入手 & SEVIS費用の支払い」の記事の「プリントアウトを忘れてしまった場合」という部分に書いた方法で再度印刷ができます。 過去に取得したパスポートは無いため省略。今までにとったアメリカビザが前のパスポートにある場合は提出が求められるかもしれません。 給与証明として、給与額の書かれている大学からのOffer Letterを同封。また、これまでの給与額は不要かなとも思いつつ、念の為過去にビザ申請・更新で提出した雇用証明は全て同封しておきました。 感想 初めての郵送でのビザ更新手続きでしたが、音沙汰が無いのが不安でした。STEP.6では支払いについての連絡がAyobas Premiumから来たものの、こちらからの問い合わせに対しては返信は無く、ちゃんと届くのか・・・?と心配になりました。 過去2回の面接での手続きだと、面接の後だいたい2〜3日後にはビザが降りたことがネットで確認でき、その後4日くらいで手元にビザが届いていたので、早さと安心感をとるなら面接での手続きの方がいいかもしれません。 とりあえず無事にビザが更新できてほっとしました。 …

Usa_Visa_Application
03.22.2021

【アメリカビザ】CGI Federal UIDとは

2021年3月15日から、郵送でアメリカビザの更新をする際にはパスポート返送時の配達料金が有料になりました。 支払いの際には「CGI Federal UID」というものが必要になるようです。 CGI Federal UIDとは 結論から言えば、「郵送・更新申請確認書」の「UID」欄にあるバーコード下に記載の8桁の数字がこのFGI Federal UIDにあたるようです。 今回主人がJ1ビザを郵送で更新した際、このパスポート返却時の郵送費用支払い時にこのUIDを求められました。 CGI Federal UIDとは CGI: https://cgifederal.secure.force.com/ (ビザの面接や郵送申請を依頼するページ) を運営しているCGI Inc. というアメリカの会社名 UID: Unique ID (Identification) アメリカJ1ビザの郵送での更新についてはこちら。 配達料金を後から支払う方法 主人の場合、郵送での更新を申請した際はこのCGI Federal UIDが必要でなかったため、普通にビザ更新用の書類を大使館に送付しパスポートの返送を待っていました。 ビザが承認され、Ayobasという会社経由でパスポートを返送してもらう際に初めて「配達料金を払ってください」というメールが届き、この配達料金の新ルールを知りました。 大使館/領事館からあなたのパスポート(書類)をCGI Federal文書配達センターにて受け取りました。然しながら、配達料金お支払いの確認ができないため発送することができません。 お支払いが完了している場合は、メールの件名の先頭に米国VISA申請のUIDを挿入し、本文にUIDとお名前、配達料金お支払いの際に発行されたAyobasプレミアムの注文番号を明記してご返信ください。 お支払いがお済みでない場合は、Ayobasプレミアムのウェブサイト: https://ayobaspremium.jp/?lang=ja から配達料金お支払いの手続きを取り、メールの件名の先頭にCGI Federal UIDを挿入し、本文にUIDとお名前、お支払いの際に発行されたAyobasプレミアムの注文番号を明記してご返信ください。 Ayobas Premium Delivery からのメール 一部抜粋 早速メールにあるリンクに飛ぶと、CGI Federal UIDの入力を求められます。 「郵送・更新申請確認書」のUID欄に記載されている8桁のUIDを入力し、「続ける」を押すと、次のページは各種確認事項がばーっと書かれており、同意ボタンを押して次に進みます。 次に支払い画面になり、現時点ではVisa、Master、Amexのいずれかで支払いができるようです。(ちなみに現時点では税込2860円!高!) 次の画面では各種必要事項を入力し、手続きが終わると、Ayobasから注文確定のメールが届きます。 あとは上記の引用メールにある通り、件名にUIDを挿入し、本文にUID、名前、Ayobasプレミアムの注文番号記入したメールを上記のメールに返信し、配達料金支払いの手続きが完了しました。 追記 ご参考までに、上記の支払い完了後5日ほどで、無事に手元に更新されたビザ付きのパスポートが届きました。また、4月のアメリカへの入国はこれまでになくスムーズで、入国審査はどの国から来たのかと聞かれただけだったそうです。ロサンゼルス国際空港への着陸、荷物の受け取りや税関、そして空港の外に出るまで約25分。通常では考えられないくらいの早さでした。 …

Waiting for a flight.
03.20.2020

アメリカJビザの更新手続き

この度アメリカJビザをJ-1、J-2同時に更新したので、記録を残しておきます。基本的には初回Jビザを申請したときと同じ流れになります。 ちなみにビザの更新はアメリカ国外でないとできません。ただ、日本でなくても、カナダやメキシコなどにあるアメリカ大使館・領事館でできます。私たちはたまたま日本で用事があったこと、ビザの有効期限が切れていること(下記「補足」参照)などが重なり、日本で更新しました。 (条件が揃えば、日本国内からの郵送でもビザを更新できます。詳細はアメリカ大使館の「ビザを更新する」をご参照ください。) Jビザ更新のだいたいの流れ 1. DS-2019を更新2. DS-160の作成3. ビザ申請料金の支払いと面接予約4. 面接当日5. ビザ付きのパスポートが届く ほとんど一緒ですね! やることも過去の記事内で説明していることと変わりません。この記事では初回申請時と更新時とで少し違う部分を中心にピックアップしました。初回申請時の過去記事もリンクで載せているので、是非ご参照ください。 DS-2019を更新 大学や受け入れ機関の担当部署にDS-2019を更新したい旨を伝えます。早いところでは1週間ほどで手元に新しいDS-2019が届きます。私たちは更新されたDS-2019が手に入るまでに2週間ほどかかりました。 必要になることが分かったら早めに手続きをしましょう。 私たちの場合、DS-2019を更新するためには$5,000以上の英文ドル建て銀行口座残高証明書の提出が必要になりました。受け入れ先によってDS-2019を更新するために必要な書類があるかもしれません。 受け入れ先が同じ、プログラムも同じ、であれば、フォーム内の変わったところといえば受け入れ終了日が延長されていることや、記載されている給与額などが変わってくるかもしれません。 ちなみに「Two Year Rule」が適用されている方も、更新後のプログラムや受け入れ先などに変更がなければ問題なく更新できるという理解で良いと思います。少なくとも私たちはそうでした(「Two Year Rule」については別途記事にしたいと思います)。 補足「ビザの有効期限が切れている=不法滞在」ではない 「ビザ」はあくまでもアメリカへの入国時に参照される書類であり、アメリカ滞在中に有効期限が切れてしまっても全く問題ありませんし、不法滞在にもなりません。なので、特にアメリカを出る予定が無いのであればビザを更新する必要はありません。ただし、ビザステータスの有効性を示す別の書類(例えばJビザなら「DS-2019」、F ビザなら「I-20」など)の有効期限が切れてしまった場合、不法滞在の対象になる可能性があるので注意が必要です。 (プログラムを「満了」した場合はその書類の有効期限が切れてから30〜60日間など、帰国準備などに当てられる「滞在猶予期間」が与えられるはずなので、受け入れ先の担当者に確認します。与えられる滞在猶予期間はビザや個人の状況によって異なるそうです。) DS-160の作成 できれば初回で作成したDS-160のデータを使って変更する部分だけ更新したい・・・でもそれはできません・・・。最初から入力し直しです。 入力時に私が初回申請時とは違うものを入力したものといえば、 ・現住所:アメリカのアパートの住所 ・SSNやDriver's Lisence情報の入力 などです。 ビザ申請料金の支払いと面接予約 覚えていれば、初回申請時に作成したビザ面接予約ページにログインし、「新申請手続き/面接予約/郵送申請」から情報を選択、入力していきます。 途中の「個人データ」のページの「DS-160確認番号」に、今回更新のために新しく作成したDS-160の確認番号を入れ、手続きを進めます。 J-2が同時に面接を受ける場合にはJ-2のDS-160確認番号も更新時に作成した新しいDS-160の確認番号に変更します。 面接当日 面接当日もほとんど同じでしたので、こちらの記事をご参照ください。 これは私の記憶違いかもしれないのですが 更新の場合なのか、更新時の受け入れ先機関の種類によるのかは分かりませんが、初回申請時には面接後に渡されたような気がする「自分の権利を知る」というパンフレット(写真参照、実際はモノクロです)が、更新時は面接前から手元の面接書類ファイルの中に入っていました。面接前からビザがほぼ確実に許可されている、ということなのでしょうか? このパンフレットはアメリカで「働く」人に入れるパンフレットのようです。 写真引用元:https://travel.state.gov/content/dam/visas/LegalRightsandProtections/Wilberforce/Wilberforce-JAP-332017.pdf ビザ更新の面接当日不安になった2つのこと 1つ目: 「順番は前後する」と番号札に書いてはあるものの、140番台なのに170番台が呼ばれてもまだ呼ばれない・・・何故だ・・・書類何か間違えたかな・・・と思いました。 結果的に問題なく面接まで辿り着きビザも許可されましたが・・・ 2人一緒の申請だったから、1人で申請している人に比べて確認事項が多いのかな、と旦那と勝手に結論づけました。 2つ目: (これはくだらないのでどうぞ読み飛ばしてください・・・笑) 長らく待ってようやく受け取った書類を面接を受ける列に並びながらざーっと確認していると、私(J-2)のDS-160確認書には「FPU」というスタンプと「L/S」のメモが書いてあり、更に私の不安を煽りました。笑 どちらもその場で調べてはみたのですが、該当するような情報が何も得られず、まあもし私だけだめでも旦那よアメリカで一人で頑張ってくれと諦めました。 (結論、問題なく私もビザおりました、良かった。笑) ちなみに、「L/Sって何!?」と調べていたときに、いろんな略語の解説の中で目に止まったのが「Livestock」。J-1の「家畜」ってことか?と一瞬笑いそうになりました。笑 (勿論Livestockの略で記載されてるわけじゃないです!) 冗談はさておき、正式なものは見つけられなかったものの、思い当たったのが「登録されている配偶者」的な意味になる「Listed Spouse」で、多分これかなと思います。 更新時の面接官との面接内容 所々聞き漏らしましたが、おおよそ下記のようなことをJ-1の主人のみ聞かれ、J-2はいつも通り横にいるだけでした。 横にいるのは妻? 最後にアメリカにいたのはいつ? 何の研究をしているの? 今LAはどんな感じ?(コロナでいろいろ閉鎖されていたので) 大体面接自体は3分くらいだったと思います。ちなみに面接官のところに辿り着くまでに入館から約1時間半でした。 ある方の経験では、更新時の面接は 面接官 Just a renewal, right? だけで終わったそうなので、ちょっとそれも期待してたのですが、ちゃんと会話してました笑 無事に面接も終わり・・・ 面接が終わったので、私たちは今「5. ビザ付きのパスポートが届く」のを待っている段階です。 アメリカへ帰る便を割とすぐに取っているので、大使館の「パスポートを追跡する」ページの「パスポート追跡オプション」でパスポートの位置を確認しています。 追記:3/25/2020 ビザ面接翌日から数えて7日目にパスポートが届きました。 (営業日で数えると、4営業日目に届きました。) このコロナの状況ではアメリカに行く便がちゃんと飛ぶか、そして今回私が一人でJ-1の旦那よりも先にアメリカに帰るので、無事に入国させてもらえるかも分かりませんが・・・ カリフォルニア州にもロサンゼルス郡にも「外出禁止令」や「自宅待機命令」が出てしまったので、LAXに着いてもその後ちゃんと家まで帰れるのだろうか。という不安も。 仮にアメリカに入国できたとして、万が一自分がコロナになって症状が強烈だった場合、私たちの加入している保険はちゃんと適用されるのか、病院ではちゃんと薬など出してくれるのか、それ以前に一人で運転して病院に行けるか、不安だらけです・・・ このPandemicな状況、終息するんでしょうか。全然予測できませんね。 自由にいろんな国に行けていた頃が懐かしいです。 早く平穏な生活が戻ってきますように。 …

Camera and PC
03.14.2020

ピクチャンで簡単お得にビザ用写真の作成

証明写真機に対して、こんなこと思ったことありませんか? ・近所だと証明写真機見当たらないな・・・ ・このサイズで撮れる? ・全部使い切ったことないな ・1枚欲しいだけなのに800円も・・・ 私はよく思っていました。 特にアメリカのビザ用証明写真は「5cm×5cm」と珍しいサイズ。しかも1,000円強もするなんて、ちょっとばかばかしい・・・ そんなときネットでいろいろ調べていたら「ピクチャン」という神様のような証明写真作成サイトに巡り合いました。 1シート200円(2〜3枚入り) コンビニでプリントアウトできる 写真は自分で用意するから何度でも撮りなおせる 証明写真のサイズは2,000パターン!! 私にとってはとても理想的なサービスです。 この記事では、アメリカのビザ申請時に必要な ・5cm×5cm ・背景が白 の証明写真をピクチャンを使って用意した方法をまとめました。 アメリカビザ申請をする方で特に家族がたくさんいる方、証明写真の費用を抑えたい方にはおすすめです。(価格は変更される可能性があります) 「ピクチャン」を使ってアメリカビザ用証明写真を作る方法 1. 背景ができる限り白いところで写真を撮る 白い壁の前などで写真を撮ります。撮った写真はそのままの大きさでも正方形にトリミングしてもOK、私はそのままの縦長の写真を使いました。 2. 「インスタグラム」で背景が出来る限り白くなるよう加工 実際にはこんな感じになりました。 ・「Brightness」と「Highlights」を明るめに ・他の「Warmth」などもおかしくない範囲内でいろいろ試し調整 (加工はほどほどにしないと、プリントアウトしたものの画質が結構悪くなるので注意) 他のアプリで背景を白くできる便利なアプリがありそうなので、これ!と思ったものに出逢ったらまた紹介します。 注意! 私はこの工程で加工し過ぎたのか、コンビニでプリントアウトしたものの画質が結構粗かったです。それでもビザ申請にはDS-160へのオンラインアップロードも面接当日の写真の提出自体も無事に通過できた、ということを一例として記載しておきます。 加工したものではなくオリジナルの写真を使うか、もっと別の背景色加工アプリがあると、よりきれいにプリントアウトできるかもしれません、今後工夫してみます。 3. 「ピクチャン」で大きさや位置を調整 3-1. 「証明写真をつくる」からスタート ・ピクチャントップページ :https://pic-chan.net/c/ ・5cm×5cmの写真を1回で2枚作れます 3-2. サイズの選択 「国別で選択する(ビザ申請用)」のタブから「アメリカ(50cm×50cm)」を選び、「次へ」 3-3. 「写真選択」→「アップロード」 ・写真が横向きになっていても次のページで回転できます ・写真は余白が多めにある方が大きさを調整しやすいです 3-4. 右側にあるカーソルを適宜使って写真の位置を調整し「決定」 3-5. 写真を確認して「決定」 ・このページで出てきた写真と同じ大きさになるよう、もとの写真をスマホ上で正方形にカットし、それをDS-160にアップロードすると、アップロード写真とプリントアウトする写真が同じようになりますね! 4. コンビニでプリントアウト! ・工程「3-5.」の後、メールアドレス登録画面でメールアドレスを登録、メールに「プリント予約番号」が届く ・コンビニのコピー機のメイン画面の中から「ネットプリント」を選択、ピクチャンから送られてきた「プリント予約番号」とお金を入れてプリントアウト ・コンビニ:7-11、LAWSON、FamilyMart ・料金:200円×人数分 DS-160の入力時にアップロードする5cm×5cmの写真が撮れる証明写真機が近所にない、証明写真機で作った写真は全部使い切れないのに高い。そんな方は是非ピクチャンを試してみてください! アメリカでの証明写真準備(後日更新予定) ビザ更新時の証明写真はアメリカで準備したのですが、iPhoneとアプリで5cm×5cmの証明写真サイズ4枚を$3ほどで作りました。 この方法の方が簡単で綺麗にできたので、アメリカで証明写真を準備される方用に後日改めて記事にしたいと思います。 …

Usa_Visa_Application
03.14.2020

アメリカビザ申請:ビザが却下された場合

こんにちは! この記事では、アメリカのビザ面接の際、面接官より「ビザの発給は許可できない」と言われてしまった場合について、簡易ながらまとめました。 ビザ発給却下の理由 ビザの発給が却下される場合は、却下の理由が書かれたプリントをもらうはずです。 大概は、 何か必要な書類が不足している 面接中に話していることが一貫していない 今までの学歴、職歴と、アメリカで学びたいこととの関連性が全く見えない この人はアメリカに移住する意思がありそうだ! という理由での却下が多いようです。 特に、「アメリカに一生い続けます!!」というような、移住しそうな雰囲気が感じられてしまったりすると即却下の対象になるそうです。 どの国でもそうかもしれませんが、アメリカでは移民により自国民が労働市場を奪われてしまうことが大きな社会問題となっています。そのため、自国民を守るために、初めから移住する意思があると判断されてしまうと、ビザの発給が危うくなります。 移住しそうだ、と思われてしまうと、「米国移民国籍法214条b項」に基づくビザ発給却下のようなところにチェックがついたプリントをもらうと思います。 その場合は、ビザ発給が許可される可能性の有無はわかりませんが、「日本とのつながり」を証明する別の書類(例えば、雇用先や両親からのletterやプログラム終了後の雇用保証書など)を携えて、もう一度ビザ面接の予約をしましょう(ビザ申請料金は改めて支払いが必要です)。 必要な書類の提出が不足している場合は、同様のプリントに何が不足しているのかが記載されているかが記載されているかと思うので、示された必要書類を追って大使館・領事館に提出しましょう。 「自国に戻る」という明確な意思表示を 上記の追加のletterや証明書の目的は「この人はアメリカでのプログラムを終えたら必ず日本に戻ってくることを保証します」という旨を面接官にアピールすることです。 読んでもらえない可能性も無くはないのですが、前回の面接時と何も状況や資料が変わっていないと、ビザ発給を許可してもらえる可能性は低いそうです。 また、面接官は補足書類として用意された書類よりも、面接に来ている本人の渡米に対する姿勢や目的、意気込み、アメリカで学んだことを日本に帰ってきてどう活かすのかなどに判断基準の重きを置いているようです。 面接時のNGワードの例 アメリカで働きたいです!(FビザでOPTをする予定でも。) アメリカに移住したいです!(絶対言わないで!!) アメリカ人と結婚したいです!(結婚→移住) Jビザの場合は一応「働く」ことにはなるのですが、Jビザの根本的な目的は「アメリカ人の雇用を奪わない範囲でビザホルダーがアメリカでスキルアップをできるよう研修の機会を設ける」とされています。 なので、アメリカ人と同様にバリバリ給料をもらって働く、というのはこのビザの目的に沿わず、「『就労ビザ』で再申請を。」にもなりかねません。 万が一Jビザの方で面接官に「アメリカで働くのか」など聞かれた場合は「研修目的で」という部分を強調しましょう。 あわせて、大使館の「ビザが却下された場合」のページも確認してみてください。 無事にビザが発給されますように! …