TOEFL Speaking — 私の思うコツ

TOEFL Speaking コツ

書く書くと言ってきて早3ヶ月。やっとTOEFLの記事を書き始めることができました。

2020年11月にTOEFL iBT Home Editionを受け、110を記録することができました!正直、自分でも驚きの数字です。

この記事で勉強方法まで書きたかったのですが、これが得点につながったかな?と思ったことを書いていたら結構な分量になってしまったので、勉強方法はまた別の記事にまとめることにしました。

少しでもどなたかの参考になったら嬉しいです。

今回のスピーキングのスコア

まず、指標になるかもしれないので一応スコアを記載します。今回TOEFLのスピーキングテストではスコア27を取ることができました(しつこいですが、驚いています)。

私はTOEFLの中でSpeaking、Writingが特に苦手です。

特にSpeakingは、あんな数秒でパパパッと2〜3つ補強する例を考えて1分弱でまとめて話すなんて、頭の回転が遅い私には難しすぎます・・・

そう感じているのに何故27もスコアをもらえたのか。

運が良かった(練習問題と似た問題が出た)

おい。と思われるかもしれないのですが、本心です。特に、一番苦手なTASK 1で運が良かったと感じました。

というのも、試験の数日前に主人に出題した練習問題に似た問題が試験当日出題され、主人と話した内容を回答に入れ込むことができたのです。とにかく問題をこなしたのが良かったのかもしれません。

  • 試験当日のTASK 1: 図書館は将来不要になるか
  • 試験数日前に主人と話したTASK 1: 紙ベースの本は将来不要になるか

ほぼ、同じような回答でいけそうな問題ですよね。

主人は英語では答えなかったものの、日本語で「紙の方が論文が読みやすい、KindleとかiPadとかは便利だけどたまに使いづらい」と答えてくれ、その内容が頭に残っていたので、試験当日もそれを入れ込むことができました。

日本語でも良いから、とにかくたくさんの問題にふれておくこと普段から身近な物事に対して「自分の意見」を考えておくことが大事なのかもしれません。問題をこなせばこなすほど引き出しが増えるので、それだけ似たような問題に当たる可能性は高くなりますよね。特にTOEFL公式の問題集や過去問をやり込むと、TOEFLの意向に沿った問題を練習できるので、実際の試験に似たような問題が出てきてくれるかもしれません。

私は本当に、運が良かったです。


続いて、真面目な話、私の感じているコツは以下の4点です。

コツ(だと思うもの)

  • それっぽい発音で話せた
  • 難しめの単語を入れられた
  • なんとかテンプレートのように話せた
  • 話していない空白の時間を作らなかった

これらを普段から意識しながら練習・勉強しました。ひとつずつ、もう少し深掘ってみます。

それっぽい発音で話せた

中国人の友人に聞いた話ですが、TOEFLのスピーキングは発音がそれっぽいと点数が高めに出るんだとか。

発音がそれっぽい、というのはつまり、発音がきれいネイティブっぽい、ということです。本当かはわからないのですが、私の内容の薄い回答(後述)でも高得点をもらえたという結果を考えると、そうなのかもな、と思っています。

決して自慢したい訳ではないのですが、発音だけは小学生の頃からよく褒めてもらってきました。どうやって発音を英語っぽくするかについてはまた別の記事にまとめようと思います。

私の内容の薄い回答とは

問題文も回答もうろ覚えではありますが、私の「内容の薄い回答例」として、試験当日のTASK 1を例示します。

Q. Do you agree or disagree with the following opinion?: In the future, people will no longer need a library.

文言は多少違ったかもしれないのですが、内容的には「人々にとって将来、図書館は不要になるか」という感じでした。

当日の私の回答は確かこんな感じでした(全く模範解答ではないので、覚えないでください。笑)

My Answer
I disagree with the opinion that people will no longer need a library in the future for the following two reasons.

First, paper books are convenient for studying. There are a lot of people who like to use paper-based material instead of tablets or computers. Though digital devices are convenient, sometimes people want to use printed books.

Second, the library's atmosphere is special. There are many people who like the erudite kind of atmosphere.

For these reasons, I think that people will still need a library in the future.

内容、薄いですよね。笑 例示するのが恥ずかしいです。"There are a lot of people who like"、"There are many people who like" って、同じこと言ってるし。「繰り返さない、違う内容を入れる」って、できるものならやりたいのですが、私には難しかった・・・笑。

また、参考書とかの例だと3つくらい理由を提示して、一つの理由につき2つくらい補足を入れて、もっとちゃんと補強していると思うのですが、私はほんとに苦手なんです、数秒でぱっとクリエイティブな回答を作ること。

TASK 1に限らず、全ての問題を通して内容を充実させられた!と感じている回答はありません。以上のことから、私の内容の薄い回答でも高得点を取れた、イコール、発音がそれっぽいことがかなり影響したのではないか、と考えています。

難しめの単語を入れられた

良い回答例じゃないので恥ずかしいのですが・・・同じ回答例で説明させてください。

これも中国人の友人から聞いた話ですが、難しめの単語を入れると点数が上がるらしい、とのこと。私は合計スコアが100は必要で切羽詰まっていたので、点数が上がりそうなものは全て試しました。笑

難しめの単語入れられたな、といっても下記の "erudite (博学な)" くらいなのですが、プラスアルファ、下記の黄色でマークした部分では「英語に慣れてます感」が出せて、スコアアップに繋がったんじゃないかなと思っています。

My Answer
I disagree with the opinion that people will no longer need a library in the future for the following two reasons.

First, books are convenient for studying. There are a lot of people who like to use paper-based material instead of tablets or computers. Though digital devices are convenient, sometimes people want to use printed books.

Second, the library's atmosphere is special. There are many people who like the erudite kind of atmosphere.

Therefore, I think that people will still need a library in the future.

"erudite" は正直ここで使うべき単語なのかは分かりません。「図書館て勉強できそうな人が好きそう」みたいな気分で使ったのと、難しめの単語を入れたいという戦略で使いました。

何故 "erudite" という単語を知っていたかと言うと、私の大好きな映画 "ダイバージェント (Divergent)" に出てくる派閥の一つが "Eruidite" で、かっこいいな〜私も erudite になりたいな〜 とずっと思っていたので知っていました。

  • 教科書以外でもいろんなところから英語の引き出しを作る

といったことが良い方向に働いたのかな、と思います。

私はとにかく「話さなきゃ!」、「空白は作らない!(後述)」という切迫感から、出せるものは出そう、という意気でした。

なんとかテンプレートのように話せた

TASK 1に限らず、全ての問題においてテンプレートをもとに回答を構成しました。

いろんな人が「テンプレート、テンプレート」言っているし、他の国の方の回答の仕方、 中国人の友人の回答の仕方、どれをとっても同じような構成にして回答をしているので、きっとテンプレートは有効なんだと思います。

また、テンプレートがあることで「論理的に話を進めることができている」というような項目で多少評価が上がるのかなとも思いました。

私はAtsueigoさんのテンプレートをもとに、必要なテンプレートを自分で使いやすいように少しアレンジしたものを頭に叩き込んで試験に臨みました。Atsueigoさんのサイトがなければ私はこんなに得点できなかったと思います、とても感謝しています。

話していない空白の時間を作らなかった

これもまた中国人の友人の話なのですが、できるだけ空白の時間を作らないようにすると点数が伸びるらしい、です。笑 どんだけ中国人に助けられてるんだ、って感じですが、これも意識しました。というか、これが一番大事な部分かも知れません!

その友人曰く、内容はなんでも良い、文法とか間違っていても良い、とにかく話す、それが得点が出やすいんだそうです。実際にその子はスピーキング26とか取っていたような気がします。

私はスピーキングの回答4つ、全てにおいて完璧な回答はできていません。文法も時制もかなり間違えたと思います。それでも「淀みなく話し続ける!」を意識し、何も話さない時間を本当にできる限りなくしました


以上がとりあえずのところ、TOEFLのスピーキングにおいてスコアに結びついたんじゃないかなと個人的に思っている部分です。本当にこれらがスコアにつながったのかは分かりませんが、またTOEFLを受けることになったとしても私は上記を意識します。

そして重要なのは、試験当日だけこれを意識してもスコアには繋がらないだろう、ということです。スポーツもそうですが、練習から試合本番のようにやっていないと、試合当日に実力は出せません(中学生のときに顧問の先生に言われた「試合では練習の80%しか出せない、だから練習では実力の120%出し切る気持ちで練習しろ」という言葉を思い出しました)。


練習のときから試験本番かのように自分の信じるコツを意識しながら取り組むことでスコアアップになるんじゃないかなと思います。

そのコツのひとつとして、もし上記に納得する部分があれば、ぜひ意識してみてください。TOEFLはその先の目標に辿り着くための一つの関門でしかないとは思いますが、読者様の目標達成に少しでも貢献できたら嬉しいです。

目標のスコアが取れますように!

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