海外に長期間行く人ならほぼ必ず必要になる海外送金。銀行送金だとなんだかんだ手数料がたくさんかかって実際に受け取る額がかなり減りませんか?
私たちは、ただでさえお金のかかる海外生活なので少しでも節約して送金できないかと模索し、偶然にも「Wise(旧 TransferWise)」に巡り合いました。それ以降、海外送金は全てWiseを使っています。Wise様様です。
海外生活のために、できるだけ手数料に取られないで海外送金をしたいと思っている方は要チェックです!
前置き:Wiseサイトの言語設定
Wiseのサイトにアクセスした際日本語の方が分かりやすい場合は、こちらから言語設定をしてご覧ください。
Wiseとは?
かいつまんで特徴を説明すると、
- 手数料が圧倒的に抑えられた、迅速な海外送金サービス
- 約60ヵ国でサービスを展開(2020年7月現在)
- 法人でも個人でも利用可
例えば20万円をアメリカに送金した際の受取金額について、こちらの表をご覧ください。
Wiseの方が、2番目に受取金額の高い楽天銀行よりも約$20多く受け取れることが分かります。私たちの場合、100万円単位でアメリカの口座にお金を移したいこともあるので、単純に計算すると$100近くも違うことになります。($100あったらいろいろできる!)
私が日本で使っている三菱UFJ銀行やゆうちょ銀行と比較しても同様で、Wiseより受取金額を増やせる送金方法って今のところ無いんじゃないかな?と思っています。
私がWiseを好きな理由
最大のメリットをご覧いただいたところで、私が個人的に感じているメリットをご紹介します。
- 手数料がかなり抑えられる
- 適用為替レートが良い
- 家にいながらPC、スマホで送金手続きを完了できる (※)
- 着金までが早い!(経験上、手続き開始日を含め最短3日目には着金)
- 問い合わせ窓口が日本語にも対応していて、対応も迅速丁寧
※ゆうちょダイレクトや三菱UFJダイレクト等、オンライン手続きができる場合
実際の送金結果
例えば今年1月に60万円を日本からアメリカに送金した際はこのような結果になりました。
送金申込みから着金までの速さを感じていただけますか?適用為替レートも、銀行だと利益が上乗せされた不透明なレートを使用しているのに対し、Wiseならミッドマーケットレートを使用するので良心的。他の送金方法だったら、$5,400台半ばくらいかそれ以下の受取金額になったんじゃないでしょうか。
最初に使おうかなと思った時は、あまりよく知らないサービスだしオンラインだしで不安でした。でも、高いアメリカでの生活費に少しでも多くお金を持っていきたい、という気持ちが強く、恐る恐る試してみたのがきっかけでした。
今ではなんの躊躇いもなく、Wiseの為替レートアラートなどを見て、今円高になってきたな、為替レートいいな!と思ったタイミングでどかんと送金しています。
送りたい!と思ったそのタイミングで、銀行に行かずに家でちゃちゃっと送金できちゃうのがありがたいですよね。
日本からアメリカへ送金する流れ (概要)
オンライン送金可(私は三菱UFJダイレクトでオンライン送金しています)。
2020年7月現在 Wiseの口座が三菱UFJなので、三菱UFJダイレクトからの送金だと手数料無料です。
早いと3日ほどで送金が完了します。
アカウントの登録方法
Wiseを利用するにはアカウントが必要です。私はWise公式サイトを参考にアカウント登録をしました。
(2021年3月4日追記)※ 2021年3月3日より社名がTransferWiseからWiseに変わりました。Wise公式のブログ記事内では2021年3月4日現在引き続きTransferWiseと記載されているので、そのまま紹介します。
新しい国際送金サービス「TransferWise(トランスファーワイズ)」に興味はあるけれど、なんだか難しそうで使い方が分からない…そんな方のために、この記事ではTransferWise(トランスファーワイズ)の使い方を詳しく説明しています。ステップごとに画像付きで丁寧に詳しく解説。この記事を読めば、迷うことなくお得に海外送金ができるようになります。
アカウント登録手順にもあるように、初回または2回目の送金時には「住所確認」が必要です。私は年末年始に登録してしまったせいで年明けまで約2週間ほどかかってしまいました。通常は3〜4営業日でWiseからActivation Codeが届きます。
ちなみに、アカウント登録時に(年末年始のせいではありますが)あまりにも住所確認の書類が届かなくて心配になりメールで問い合わせたときのWiseからの返信がこちら。
日本語での対応かつとても丁寧で安心しました。そして書類は確か翌日頃に手元に届いた気がします。
まとめ
なにかとお金がかかる海外での生活。日本よりも物価の高い国で生活するなら尚更、できるだけ手数料は抑えて海外送金したいところ。Wiseならそれを叶えてくれます。
送金方法は上記Wise公式ブログの「ステップバイステップガイド」に記載の通りです。後日私が送金した際には改めて、実際の送金方法をまたまとめたいと思います。
海外送金の予定がある方、ぜひ使ってみてください!