食品パッケージで学んだ英単語: carton, puncture, etc.
トレジョで買ったインドカレーのパッケージから新しく学んだ英単語をご紹介。プラスα、TOEFLを勉強していた時によく見たな〜と思った単語もあったので、合わせてメモしておきました。
CONTENTS
パッケージ
外側のパッケージ
この記事で紹介する英単語は、上記の食品パッケージ裏面の表記のうち、"HEATING INSTRUCTIONS (温める方法) " に書いてあります。
HEATING INSTRUCTIONS にある表記の中から、5つ選びました。
- 白い吹き出し: 新しく学んだもの
- オレンジの吹き出し: TOEFLでよく見たもの
パッケージの中身
パッケージの中には、黒いトレーに冷凍のごはんとカレーが入っていました。また、透明なシート(フィルム)でふたがされていました。(この写真はシートを取った状態です。)
ちなみに、味は本格的なインドのラムカレーという感じ。インド料理店に行ったら食べられそうな、スパイスの効いたピリ辛カレーでした。やっぱりトレジョの冷凍食品は美味しい!
何種類かあるみたいなので、別のカレーを試すのが楽しみです。
新しく学んだ英単語
carton: 外側の箱、入れ物
1. Remove tray from carton ...
普通に読めば、「カートンからトレイを取り出す」なので外側のパッケージからトレイを取り出せばいいのね、となるのですが、何を思ったか私はこのカートンの意味がピンときませんでした。"box" と書いてあったら不思議にも思わなかったと思います。
何でひっかかったんだろうと思って他の食品パッケージの箱を見てみたら、"carton" と表記しているものが手元にはありませんでした。多分私の中では "carton" と表現されている箱が初めてだったので、すっと理解できなかったんだと思います。
こういう食品のパッケージの箱のことを "carton" とも言うんですね。
ちなみにたばこを数えるときの単位もこの "carton" のようです。
puncture: 穴を開ける
... puncture film 2 to 3 times over lamb portion only.
文脈から、「ラム肉カレーの上部に穴を開けてね」って感じですが、これまた私は "puncture" の部分が「時間に正確な」という意味の "punctual" を連想してしまって、意味が分かるまで少しかかりました。
puncture には
to pierce or perforate, as with a pointed instrument:
(先の尖ったもので穴を開ける)
Dictionary.com — puncture (https://www.dictionary.com/browse/puncture)
という意味があるそうです。(pierceやperforateは「穴を開ける」という意味。)
「時間に正確」という意味の "punctual" と今回の "puncture" とは語源的にも関係は無さそうなのですが、もっとよく調べたらもしかするとどこかで繋がりがあるのかもしれませんね!
ちなみに、日本語でよく「ピアスを開ける」と言いますが、英語では "pierce" 自体に「穴を開ける」という意味があり、名詞として「ピアス」に当たるものが無いよう。なので、「ピアスを開ける」を直訳して "open a pierce" などと言うと、「穴を開けるを開ける」という、「頭痛が痛い」みたいな変な意味になります。"I will get my ear pierced. (ピアスを開ける)" とか "I want earrings. (ピアスが欲しい)" がより正しい言い方みたい。
TOEFLでよく見た英単語
thoroughly: しっかりと、徹底的に
... until thoroughly heated.
(しっかりと火が通るまで)
このカレーのパッケージでは、「カレーにしっかりと火が通るまでレンチンしてね」と言っている部分で使われています。
TOEFLでは、
- thoroughly analyzed examples (徹底的に分析された例)
- thoroughly disgusted (完全にうんざりした)
のような文脈で出てきました。
conventional: 従来の、伝統的な
CONVENTIONAL OVEN
(従来のオーブン)
このカレーは、microwave (電子レンジ) と conventional oven (従来のオーブン) どちらでも火を通すことができるようです。
アメリカでは "conventional oven" というと、キッチンに備え付けてあるこういう感じのオーブンのことを指すようです。
大概どのアパートにも付いていて、大きいし火力もいい感じだしで、料理好きにはたまらないですよね。
TOEFLでは、
- conventional explanations for dinosaur extinctions
- he challenged conventional wisdom
- According to conventional theory, ...
のような感じで出てきて、どれも「従来の説明」、「従来の知識」、「従来の理論」などを表現していました。
intact: もとのままで、完全なままの
leaving film intact
(フィルムはもとの状態のままで)
これは、オーブンで温める場合の工程の一つに書かれています。
オーブンの場合は "puncture (穴を開ける)" する必要はないことを伝えるために、あえて「フィルムには何もしなくていい」という記載があるのだと思います。
"intact" には、「もとの状態のまま、無傷な、損傷のない」などの意味があり、TOEFLでは化石や遺跡、古代の発掘物などが長い期間無事に保存されていた、生物の食物網を保つ、というような文脈で出てきました。
- frogs with skin and blood vessels intact(皮膚や血管が完全な状態のかえる)
- many (potteries) were discarded, often still intact(ほとんどの陶器は無傷のまま捨てられた)
- keep the food web intact(食物網を元の状態のまま保つ)
英語圏で生活していると、ただの食品パッケージやテレビのCMまでもが英語の教材になって本当に面白いです。またこんな記事を作りたいと思います。