アメリカのキッチンシンクには必ずと言って良いほど「ディスポーザー」が設置されています。生ゴミを80%くらい(言い過ぎ?)減らしてくれて、キッチンでは大活躍です。
私は1年ほどディスポーザーの素晴らしさを知らずに、日本で生活していたときと同じように生ゴミはゴミ箱に捨てていました・・・
とっても便利な物なので、特にこれからアメリカ生活を始める方はぜひ最初から使ってみてください。
基本的な使い方
使い方は簡単です。
スイッチを入れ、水をいっぱい流しながら、生ゴミを少しずつディスポーザーの中に入れていくだけ。(スイッチは蛇口近くの壁にあると思います)
これで、中にある粉砕器のようなものが生ゴミを粉々にして、流してくれます。
生ゴミがなくても、たまに水がたまって流れないなってときにもガーーーっと流すと詰まりが解消されることがあります。
お湯ではなく水を使うことが推奨されています。お湯だとデンプン質が固まってディスポーザーにこびりついたり排水管のつまりの原因になったりするからだそうです。
流して良い物、ダメな物
何でも流して良いわけではなく、入れてはいけない物がいくつかあります。
おおざっぱに言うと、下記のような感じです。
流してOK | NG |
---|---|
野菜・果物の皮(柔らかい物) お皿についている食べかす etc. | 硬い物 種 骨 繊維質の多い物 デンプン質のかたまり 玉ねぎの皮 etc. |
玉ねぎの皮については賛否両論あるかもしれないですが、私はそのまま流したら排水管が詰まりました。笑 その後は皮を小さめに切って、他の固形物と一緒に流してみたら大丈夫ではあったのですが、何となく水の流れが悪くなった気がしたので、玉ねぎの皮はやめておいた方がいいかもしれません。
上記の流してOKな物の他に、推奨はされていないかもしれないけど私が流しているものには下記のようなものが含まれます。
- オレンジやレモンなどの硬めの皮(小さめに切ってから)
- ジューサーで出た野菜や果物のかす(繊維質ばかりだけど既に粉々なので)
- にんにくの皮
とにかく、ディスポーザーを使い始めてから生ゴミが激減し、重宝しています。日本に帰ってもキッチンに取り付けたいくらい。
壊れたかな?というときは
ディスポーザーのスイッチを入れてもディスポーザーが動かない、いつも通りの動きや音じゃない、水が流れていかない、などはディスポーザーあるあるだと思います。
たいていは下記をすると直ります。
- ディスポーザーに手を入れて何かひっかかっていないかを手探りで取る(スイッチは切る!)
- ディスポーザーの下にある赤いボタンを押す(ボタンが出ている場合)
- ディスポーザーの下にある穴に六角レンチを入れて、レンチが動くまで左右に動かす
方法①はディスポーザーの電源コードを抜いてから行うのが無難です。スイッチが切れている状態で手探りで何か挟まっていないかを探し、もし何か挟まっていればそれを取り除くことでディスポーザーが元に戻ります。
①がだめだったら、シンクの下を開けて、ディスポーザーの下面を見ます。
もし赤いボタンが出っ張っていて押し込める状態のときは、赤いボタンを押し込みます。通常は押し込まれている状態ですが、ディスポーザーが動かなくなったときはこのボタンが出ていることがあります。
②まで試してもだめだったら、六角レンチの登場です。多分どのキッチンディスポーザーも六角レンチのサイズは直径1/4inch(6.5mmくらい)だと思いますが、機械によって必要なサイズが違うかもしれません。
とにかく、②がだめだったらサイズの合う六角レンチをディスポーザーの底、真ん中にある穴にはめ、左右(前後?)に動かします。ディスポーザーが動かなくなっているときは、レンチを動かしても硬くて最初は動かないのですが、レンチを左右にぐりぐりして動かせるようになると、ディスポーザーが復活することがあります。
それでも「水の詰まりが直らない、水が流れていかない」という場合は、ディスポーザーが原因というよりは排水管が詰まってしまっているかもしれません。その時は、アパートの管理人さんに連絡すると(多分)すぐに直しに来てくれます。
- The garbage disposal is clogged.(キッチンのディスポーザーが詰まった)
- The kitchen pipe is clogged.(キッチンの配管が詰まった)
などと言えば、伝わると思います。
言い忘れたことがあったらまた追記します♪