「アメリカJビザ:入国審査の記事」でJビザで入国する際に「入国審査官に聞かれること」について触れましたが、実際に私たちが戸惑った質問があったのでおまけ情報として記載します。
私たちが戸惑った質問①
私たちがJビザで初めて入国した際に戸惑った質問は
Is this your first visit?
(アメリカに来るのは今回が初めてですか?)
です。アメリカには少し前に訪れたことがあったので、
No, we've visited here last month.
(いいえ、先月も来ました。)
と答えたところ、
Where is the sign then..?
(じゃあ担当者の署名はどこだろう?)
と、入国審査官がDS-2019の "TRAVEL VALIDATION"(Jビザのスポンサーからの渡航許可のようなもの)を探し始めたので、
This is our first visit with this visa.
と言うと納得した様子でした。
このやり取りが正しかったのかは分かりませんが、こういう場面があった、ということを一例として記載しておきます。「このビザでの入国は初めてか?」という意図の質問だったのかもしれません。ご参考までに。
この "Travel Validation" については下記「アメリカJビザ:入国審査」の「重要!Jビザでアメリカ国外に出るときは」をご参照ください。
私たちが戸惑った質問②
また、一度Jビザでアメリカに入国後、日本に一時帰国した後にアメリカに再入国する際に回答に戸惑ったのがこちら。
When was your last visit.
例えば2週間ほど日本に一時帰国し、アメリカに再入国する時、一番最近の過去の入国が「2週間前」というとても直近のものを言って良いのかが不安でした。(頻繁にアメリカに出入国していると入国審査官が怪しみ、入国が許可されないことがあるという噂を聞いたことがあったので・・・)
まあでもI-94(移民局の管理する個人の出入国の記録)で分かってしまうことだし、嘘ついてひどい状況になっても困るし、ここは正直に言おうと、
2 weeks ago.
と答えたら普通に通してもらえました。
中国人の友人は2ヶ月ほど中国に一時帰国し、2019年11月頃にアメリカに再入国しようとしたところ "Secondary Inspection" の部屋に連れて行かれ、8時間ほどかかってようやく入国ができたそうです。
当時、米中貿易戦争の影響もあってか、中国人に対しての入国規制が少し厳しかったのかもしれません。
日本人にとっては現時点では稀かもしれませんが、万が一入国審査で怪しまれると "Secondary Inspection" の対象として別室に連れて行かれる可能性もありますので、出来る限り怪しまれないように気をつけましょう。