¿ かるた って何語 ?

Netflixで「カードキャプターさくら」というアニメをスペイン語で見ていたら、日本の昔ながらの遊び「かるた」についてある疑問が湧きました。

「『かるた』って日本語じゃないの!?」

これって常識なのかな・・・?笑 私はここで初めて疑問に思い、いろいろ調べてみました。

Carta de Clow

カードキャプターさくらのクロウカード

さくらに登場するこちらの魔法が使える「クロウカード」、スペイン語版では "Carta de Clow" と言っているように聞こえました。カルタ デ クロウ??

「カード」のことをスペイン語では「カルタ」と言うんですね!!

スペイン語のファンサイト(Sakura Card Captors Wiki)にも "Cartas Clow" と書かれています。

言われてみれば、「かるた」って言われてもお正月にやるカードゲーム、のようにしか説明できず、「かるた」という音は日本語ではカードそのものを表現できないですね、、、

「かるた」という名前の由来

へー!!面白い。と思って、日本の「かるた」という名前の由来を調べてみたところ、スペイン語ではなく、ポルトガル語が由来のよう。

こちらのリンク先(レファレンス共同データベース)にはいろんな出典から引用して「かるた」の名前の由来を紹介しています。

総じて、戦国〜安土桃山時代(16世紀頃)に南蛮文化(ポルトガル&スペイン)が日本に入ってきたときに、南蛮遊びのひとつのカードゲームの名称が、以前から日本で親しまれていた貝合わせという遊びと結びついて「かるた」になったんだとか。日本のお正月におなじみの「かるた」、日本とヨーロッパの文化の融合だったんですね。感慨深い・・・

カードキャプターさくらの中でカードのことを "Carta (カルタ)" と言っているのを聞いたとき、ふと「え、スペイン語なの!?もしかしてザビエルさん関係!?」(笑) と論理が飛躍したのですが、あながち間違いでもないのかもしれないですよね。

知らなかった!!

大人になってからものすごく思いますが、歴史ってすごく魅力的な教科なんですね。小中高では全然のめり込めなかったけど、今なら面白く、わくわくしながら歴史を勉強できます。

上記にすでに示したものもありますが、改めて。こちらが「かるた」について参考にしたサイトです。もし興味のある方がいらっしゃったら是非覗いてみてください♬

小中高生だった頃の私にもし届くとしたら、教科書通りの勉強だけではなくて、日常に転がってるいろんな視点から歴史を勉強しなさい、と言いたい。——当時はそんな余裕なかったんですけどね。笑

言語や歴史、文化って本当に面白いですね。もっともっと知りたいです。

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